New MDレンズ

私がNewMDを中心に集めているのは、XDやX-700といったMD爪が必要な機種がメインな事もありますが、それ以上に鏡胴の質感が気に入っているせいもあります。
艶消しのかかったマットブラックはXDのブラックアルマイトに通じる質感があると思いますし、焦点距離の刻印が数字のみとなってすっきりし、配色も私好み（＾＾；になりました。
デザイン的にもMDRokkorの「先すぼまり」に対し、スパッとした円筒型を基調としていることも、押しが利いていて良いと思います。

残念ながら多くの機種では絞り環が、そして一部の機種では距離環さえもプラスチック化されていますが、それでも一部存在する全金属のNewMDの質感の高さは秀逸で、目を見張るものがあると思います。
（手持ちの中では、16mm,17mm,20mm,24mmVFC,35mmSHIFT,50mmf1.2,
100mmf4MACRO,135mmf2,200mmf2.8,300mm,400mmAPO,
24-50mm,35-135mm,100m-200mm,100-500mmAPO,
AUTO BELLOWS50mm,AUTO BELLOWS100mmの17本が該当します）

当時minoltaから刊行されていた「TRY US」という雑誌にNewMDレンズ一本一本の特徴について解説してありましたので、参考となるキーワードも併せて載せておきます。
自社の製品ですので悪いことを書くわけがない（＾＾；のですが、そのレンズの特徴となりは窺える思います。
ただし、いわずもがなですが、これらのキーワードはNewMDレンズ時代の基準で書かれております。
技術は日々進歩していることをお含み置きください。

その他「描写Impression」「ひとこと」は拙いながらも私の独断と偏見による所感です。
比較となるべき他社製品を持っているわけではないので、基本的に私の所有する新旧ミノルタレンズの中での比較となりますが、ご容赦ください。