■Impression
機能的にはXDからアイピースシャッターの代わりに視度調節機構を組み込んだだけなのですが、私はこれのおかげで視度補正の重要さを知ることが出来ました。
XD-sだけを使っているときは気づかなかったのですが、他のカメラと併用しているときは、ファインダーの見え具合が大きく違います。
私が少し弱めのめがねを常用しているためもあるかもしれませんが、合焦時に像のエッジがはっきり見えるようになり、焦点合わせが格段にやり易くなります。
欠点としては倍率が幾分変化することかと思いますが、
せっかくファインダーの優秀なカメラを使用するので有れば、キッチリ視度補正レンズをつけていこう!と思ってイソイソと買いに走ったのでした。
その他の機能はXDと全く同じで、使いやすい良いカメラだと思います。
■メンテナンス情報
手にして以来20年近くなりますが、すこぶる快調でした。良く聞くXD特有のタイムラグもほとんど感じない程度で変わりないように思います。
ただ、カメラの保管法として、長期間使用しない場合、電池を抜いておくように言われていますが、先日久しぶりに電池を入れた所、露出表示のLEDがなかなか点灯せず焦ったことがありました。
結局しばらく放っておくと何事もなかったように快調に動いたのですが、それ以来ずっと電池は入れっぱなしにしていますが、本当のところは、電池は抜くべきか抜かざるべきか、今ちょっと悩んでいます。
<2005年3月追記>
↑これを書いてから2年以上経ちますが、ずっと電池を入れっぱなしにしています。
出動頻度は年に1回。恒例の年末出動のみです。
シャッター速度表示が怪しくなったことが一度ありますが、ISO設定ダイヤルと露出補正レバーをしつこくグリグリ動かすと正常に動作するようになりました。
XEと同様、この辺りの接触不良が原因だったのだと思います。
その後は特に問題は生じていません。
<2013年9月追記>
↑これを書いてから更に8年!以上経ちます。途中2回ほど電池交換しましたが、ずっと電池を入れっぱなしにしています。
MicroFourThirdsに移行したため、たまに空シャッターを切る程度ですが、露出計表示とシャッターは合っているようです。
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